お茶道具・作家もの花瓶など 「いろんなもの」ページにも茶道具関係ございます

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NO. 9326
高松焼 茶入れ(時代箱)
売切れ

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NO.9325
独楽形 菓子器 高杯

売切れ


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NO.9324
木地釣瓶水指 (紙保護箱)
¥3,500

昭和40年代
21.5cm×21cm×高さ20cm

檜の材をぴったりと組んだ、すらりとした姿の端正な水指です。木地のままで清楚な味わいが心地よい。蓋の持ち手に、すっきりと収まっております。
利久好みの下がややすぼまった角型の釣瓶水指です。檜の板を鉄釘で一文字止めした作りが端正です。


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お薦め!

NO.9323
岡丸製 溜塗つぼつぼ紋千歳盆 (紙保護箱)
売切れ

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*いろんなもののページにも掲載しております*

NO.9297
天橋庵三其造 緑釉建水 (共箱)
¥3,500

明治時代
口径12.8cm×高さ7.6cm

こちらも由利三其宗匠の手によって造られた建水です。美しい渋い緑釉が刷毛掛けされており、美しく古雅な面持ちの良い造りとなっています。外の釉薬の掛かっていないところは波模様のようで、この造りも美しいのです。高台裏には「日露戦役記念 三其作」と刻まれております。お品は、殆ど未使用、良い状態のお品です。


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NO.9237
清閑寺窯 祥平造 黄交趾香合
売切れ

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一押し!

NO.9230
伊東翠壷造 白青磁 花瓶 (共箱)
¥18,000

昭和戦前
口径9.6cm・胴径13.5cm・高さ27.3cm

伊東翠壺:明治27年10月30日京都府に生まれ、本名義治。京都陶磁器試験所で製陶を学び、1929年第10回帝展「水日瓷桃果紋花瓶」が初入選、戦後52年日展審査員をつとめ、同年京都陶磁器協会理事となった。58年日展会員となり、64年から評議員、70年から参与をつとめた。78年京都府美術工芸功労者、79年京都市文化功労者として表彰を受けている。現代工芸美術作家協会委員。1980年没。
名工、伊東翠壺さんの手になる美しいスタイルの花瓶です。白磁とも違い青磁とも違う味わい深い色は、印刻の模様とともに、まさに幽玄。名人の手になる名人芸の素晴らしさです。


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NO.9128
小川文齋造 櫛目 水指(共箱)
¥3,500

現代作
直径13.2cm(内径12cm)・蓋径13.5cm・高さ14.5cm・全体高さ15cm

この水指は、京都五条坂に残る現存最古の登窯文齋窯、小川文齋造の櫛目水指です。渋い白釉は、いかにも京焼らしい古雅な味わいがありますね。腰に付けられた櫛目には鉄釉が掛けられて、渋いつくりです。良い出来の京焼水指ですね。


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NO.9127
平安祥瑞造 黒釉 筒茶碗(共箱)
¥3,500

現代作
口径9.6cm・高さ9.7cm

浅見祥瑞さんは、京都五条坂、清水焼の名工です。明治33年京都生まれ、文展にも出品作があります。得意とするところは抹茶茶碗、古風な味わいを持ち味として作陶されております。艶やかな黒釉が美しい、古雅な抹茶茶碗です。


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NO.9072
宮永東山造 青磁花瓶 
¥4,500

現代作
口径9.2cm(内径4.7cm)・胴径17cm・高さ26.5cm

初代の息子として京都市に生まれる。京都第一中学校を経て、昭和5年京都高等工芸学校図案科卒業。同10国立陶磁器試験場伝修生を終了。この時期に沼田一雅に師事。同門に八木一夫がいる。同14年から文展に入選、同16年)12月初代東山の急死により2代東山を継承。同18年工芸技術保存のための保存資格者に認定される。さらに同22年には伝統技術者の近畿ブロック認定実施委員に就任。同30年からは武者小路千家の茶の湯を学び、同35年には京都伝統陶芸家協会の結成に参加、副会長となる。初代以来の青磁や染付、色絵陶器などを手がけ「食器の東山」と称された高級食器に秀でた。同50年からは世界各地を旅行して、特に中近東、地中海沿岸の焼物や古美術に豊富な知識を得ている。
美しい青磁の花瓶ですね。京の雅を遺憾なく発揮した。見事な逸品です。

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NO.9071
近藤濶造 辰砂葡萄図中皿
¥8,000

現代作
直径25cm・立上り高さ4cm

近藤濶(ひろし):1936年京都市生まれ。2012年没。日本国宝近藤悠三氏の次男。師匠である父の作風と技法を継承し、白と藍による染付の技法を基軸とした美しい呉須絵は得意とするところである。作品には外務省買い上げや大英博物館の所蔵品もあり高く評価されている。
名手の手になる美しい絵皿です。葡萄の絵ですね。鮮やかな辰砂の葡萄の房が、碧い呉須の葉との対比で印象的に描かれています。良い出来の絵皿の逸品です。飾ると非常に上品で美しいですよ!


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お薦め!

NO.9065
釜師 佐藤浄清作 七宝地紋 透木釜(共箱)
¥24,000

現代作
口径12.5cm・蓋径13.8cm・胴径26.5cm(最大径34cm)・全体高さ19cm

佐藤浄清:1916年 山形県生まれ。無形文化財保持者。根来実三氏に師事。1977年 国の伝統工芸士に認定、浄清さんは、佐藤清光の長男で、山形県出身の釜師です。根来実三氏に師事し、同じく無形文化財保持者となります。
その浄清さんの手になる透木釜です。大型でUFOのような姿で実にどっしりとしております。お品は殆ど未使用、鐵味も美しい立派な茶釜です。透木もついております。


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一押し!

NO.9064
平安金賞堂造 打物丸槌目 黄銅瓶掛(共箱)
¥12,000

明治時代
瓶掛:直径30.5cm(内径27.8cm)・高さ23.5cm
台:直径25.5cm・厚み2.8cm

実にどっしりとした、厚地の黄銅を細工した瓶掛です。細かに付けられた槌目がじつに美しく、お茶道具としての品格と芸術性を感じさせます。紫檀の台座も厚く造られたいて見事な造りですね。古格あふれる金賞堂製の黄銅製槌目の瓶掛です。


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NO.9038
尾西 楽斎造 赤膚焼 竹に雀図菓子皿
¥4,500

現代作
直径30cm・立上り高さ4.5cm

赤膚焼は、遠州七窯のひとつであり、奈良を代表するやきものとして広く知られています。その中興の祖・奥田木白の名にちなむ窯名と「楽斎」の号を郡山藩主より拝領した香柏窯は、南都各社寺門跡からも厚い信頼を得て、多くの茶人や花人に愛されています。渋い鉄釉を刷毛目のように流し掛けた菓子鉢です。器面にレリーフで竹林の雀を描き、古雅な面持ちのお皿ですね。裏には五足が付けられていて、一つには紐が通せる穴が開けられているので、飾り皿にも使えます。良い出来の赤膚焼の逸品です。


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NO.8979
竹製 吊り花生
¥5,000

昭和戦前
32.8cm×8.2cm×7.9cm・花生け部分の深さは4cm程度

経年の時の経過が、素材の竹を美しい鼈甲色に変えている、竹の吊り花生けです。大きさも32cmと手頃で使いやすい大きさですね。花の生け口のアールの美しさなど堪えられませんね。節の削り跡も枯れていて、その模様も味わい深い。良い造りの竹の吊り花生けです。


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NO.8955
五十一代 明珍宗之作 釜環(合箱)
¥6,000

現代作
径約8cm

古くは、平安時代から続く甲冑師の家柄である名珍家。その類まれなる技術と伝統を受け継ぎ51代名珍宗之氏作の「釜環」です 名珍火箸をはじめ姫路の代表工芸品として日本国内はもちろん世界各国の方々に珍重されている鐵の工芸品です。
かた方には五十一代」もう片方には「明珍宗之作」と誇らしげに刻みこまれています。甲冑師の家柄なので、野趣あふれる造形の釜環ですね。


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お薦め!

NO.8885
清風 与平造 太白磁茶碗 (共箱)
売切れ

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NO.8875
銅製 木の葉紋火箸(合箱)
¥4,500

昭和初期
長さ24.7cm・最大径約1cm

美しい持ち手のデザインが素晴らしい、黄胴製の火箸です。胴がくびれていて、先は木の葉がかたち造られていて、繊細な銅の工芸品の味わいが横溢しています。よく使い込まれた、銅の味も良く、まさに枯淡の味わいですね。


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NO.8810
豊造 替蓋水差し
¥3,500

現代作
直径12cm(口径内寸11.3cm)・高さ13.5cm・蓋径11.5cm・全体高さ14.5cm・塗り蓋径11cm

灰釉の輝きが美しい、水差しです。「豊」の陶印が底部に見えますが、作者は不詳です。千葉館山に「里見焼」というのがあり、それによく似ておりますが、特定出来ません。共の陶器の蓋と、替蓋として塗りの蓋が付きます。陶器の柔らかい風合いが好もしい、良いお品です。


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NO.8809
八坂焼 赤楽茶筅皿
¥4,500

昭和20年代
直径14cm・高さ4cm

京都で営まれている窯で焼かれた陶磁器を「京焼」と称します。その中でも「清水焼」という名前は、全国に浸透していますが、こちらも京焼の一つとしてあげられる有名な焼き物です。また、粟田口焼、音羽焼、黒谷焼、御室焼、八坂焼、桃山焼といったものも、京焼の流れをくみ、京都やその周辺で発展した焼き物です。本品は八坂焼、お茶の茶筅を置く皿です。赤楽風な造りは古雅で優雅です。


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お薦め!

NO.8808
みの屋製 手盆(共箱)
¥8,000

昭和戦前
直径28.7cm・高さ2.3cm

美濃屋:安永元年(1772年)創業の高級漆器店。昭和18年には昭和天皇の照宮内親王の婚礼用に、戦時中でありながら和食器を納める程の老舗でした。しかし戦時下で品質保持が困難である状況もあり、妥協を許さぬ第九代目当主稲垣孫一郎の厳格な判断のもと、昭和19年に暖簾を下ろしました。現在、京都国立博物館に美濃屋の商品見本や資料が寄贈されているようです。
桐材に、仏像を模した金箔を貼りつけた美しい手盆、上品な老舗の技が冴える華麗な手盆です。


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漆器のページにも掲載しております

NO.8807
桐製 茶櫃(紙箱)
¥7,500

現代作・桐製・塗り
全体(蓋を含む)外寸:43.4cm×31.4cm×14cm
本体内寸:39.4cm×27.8cm×12cm

やや大型の塗りの茶櫃です。おそらく桐材を使用していると思われるので、桐の柔らかい風合いが透けてみえて、上品な面持ちが好もしいのです。このような美しい茶櫃に、お茶のお茶碗を収納して於けば、高級感は満載ですね。良い状態の茶櫃です。


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NO.8806
独楽香合
¥4,500

現代作・木製・塗り
直径7.1cm(内径5.1cm)・高さ3.6cm

綺麗な塗りの香合です。独楽型の香合で、輪線に塗られていて、臙脂色と翠色の線には、掻き落としで模様が付けられています。意外と厚造りに出来ているので、安定感もあります。美しい気品のある、塗りの香合ですね。


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NO.8805
京焼 青磁蓋置
¥2,500|A 貝
¥2,500|B 唐子
¥2,500|C 蟹

現代作
A:最大径5.5cm×高さ3.8cm
B:直径6cm・高さ5.5cm
C:幅5.4cm×奥行4.3cm×高さ4cm

京青磁の蓋置、それぞれ面白いかたちのものを揃えてみました。Aはサザエか螺、貝のかたちの蓋置です。踏ん張った角が面白い。Bは唐子、3人手をつないだ型が可愛いですね。Bは蟹、厚くて、ずっしりと存在感がありますね。いずれも掛けられた青磁の濃淡が美しい、可愛い蓋置です。


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NO.8785
和楽造 染付茶巾筒
¥3,500

現代作
3.7cm×3.7cm(3cm×3cm)×7.6cm

川崎和楽は、京都東山の八坂神社のすぐ南に位置し、江戸時代後期・文政年間に創業した老舗の窯元で、もともとは、「短冊家」といい、古くから八坂神社門前において門前茶屋を営んでいました。文政年間、当主の七左衛門は、趣味から楽焼を始め、2 代目がそれを大成して、茶屋をたたんで、楽焼の「短冊家」が誕生しました。本品は7代目作でしょう。未使用の美品。美しい染付茶巾筒です。


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NO.8784
和楽造 青楽金箔四方皿(共箱)
¥7,500

現代作
23.2cm×23cm(内寸21.6cm×21.5cm)×3.2cm(内寸2.6cm)

和楽は、京都祇園にて文政年間開窯の楽焼窯元です。お茶盌を中心に、香合や蓋置きなどのお茶道具や、花器、食器などを制作しています。本作も菓子皿、楽の深い翠が美しい四方皿です。散らした金箔が豪華で見事な仕上がりですね。現代京焼の雅を感じさせる。美しい京楽焼の逸品です。


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NO.8730
古瀬戸 肩衝茶入(時代箱)
¥28,000

江戸時代
口径3.7cm(内径2.7cm)・胴径6cm・高さ11.2cm

瀬戸は国内最大の茶入の生産地であり、瀬戸焼の陶祖・初代加藤四郎左衛門景正(藤四郎、春慶とも)が中国に渡って陶法を学び帰朝して焼き始めたのがその起源であるとされています。本品はやや大振りの肩衝の茶入です。美しい窯変の出た良い茶入れです。蓋は牙蓋、仕覆も、時を経た、古雅なものがついております。


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NO.8707
竹製 山水紋茶合
¥4,500

明治時代
16.6cm×5.6cm×1.6cm

茶合はお茶の葉をはかって、急須に入れる道具ですが、大きさや材質はいろいろのものがあります。長さ12~15cmくらいのものが普通ですね。これより小さいものも、大きいのもありますが、大きいものでは字を書くときに使われる腕枕といって、腕をのせる台と混同されていることもあります。材料で最も多いのは竹です。花鳥山水、詩など刻まれています。本品も竹製で、細線で楼閣山水が見事に彫られております。時の経過で味わいが深まった竹に味わいも無類です。


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NO.8635
南紀男山焼 染付山水紋水差し(合箱)
¥6,000

現代作
口径15.8cm(内径13.8cm)・高さ16.3cm・全体高さ18cm

男山焼は紀州藩10代藩主・徳川治宝が藩の御用窯として開かせたのが起源。文政10年、崎山利兵衛が、当時の紀州藩の全面的な支援のもとに窯を開いた、紀州焼物の代表的な陶磁器です。大規模な登窯などもそなえ、最盛期の生産量は紀州一に。主に庶民の日用雑器が多く、全国各地に船で積み出されました。安政元年の津波で被災しましたが、濱口梧陵の支援により復興。明治11年まで50年余りにわたり焼き継がれました。
そのように歴史のある南紀男山焼。本品は、その復刻版ですね。白い器面に良質の呉須で山水図が美しく丁寧に描かれています。


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NO.8634
木村盛伸造 白釉 「器」(共箱)
¥8,000

現代作
口径8.6cm・胴径21.5cm・高さ10.5cm

木村盛伸:1932年 京都五条坂に京焼の絵付け職人、木村聖山の三男として生まれます。長兄は盛和氏で、弟に盛康氏がいます。京都市立美術工芸学校で彫刻を学んだ後、長兄の盛和の工房で、焼き物を始めます。1958年 第五回日本伝統工芸展で、「壷」が初入選を果たします。1967年 五条坂から左京区岩倉木野に移住し、窯を築き独立します。1990年 日本工芸会理事に就任。1992年 京都府指定無形文化財保持者に認定されました。
名手の手になる美しい白釉の器です。その粉引のような味わいは、白釉を扱い慣れた名手の造形であります。


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NO.8530
鈴木青々造 金彩苺文花瓶 (共布・共箱)
¥6,000

現代作
口径11cm(内径9.5cm)・胴径11.2cm・高さ25cm

鈴木青々は、河本五郎と加藤舜陶とともに「瀬戸の三羽烏」と呼ばれ、瀬戸陶芸を牽引し、その発展に大きく寄与した陶芸家の一人です。 青々は、叔母の陶器店で働きながら、昭和13年に作陶の道に入りました。春陶会のリーダーであった加藤華仙から薫陶を受け、昭和15年の初入選、以後文展、日展をの場とし、昭和28年には特選を受賞しました。青々は、制作にあたり、常に独自の技法を取り入れ、初期には意匠に布目模様を採用し、独自のフリット釉を生み出すなど、色絵陶磁器において「色彩の魔術師」と呼ばれました。海外へ陶磁器の現地調査に赴き、ペルシアやエジプトで集めた原石の粉砕粒を作品の表面に貼り付けて釉薬を施した「彩砂磁」、「彩光星」も高い評価を得ています。また陶壁も数多く手掛け、青々陶芸の特徴の一つとなっています。
本作品も辰砂のいちご、グリーンのいちごと美しい透明感のある釉薬の色彩が非常に美しい出来栄えですね。花瓶本体の釉薬が茶系なので目立ち難いですが、題名にも金彩とあるとおり、釉薬の中に金彩が散りばめられていてキラキラと光に反射するところがありとても美しいです。お品は殆ど未使用、モダンな意匠の花瓶です。

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NO.8328
二代 宮永東山造 黄瀬戸銘々皿(共箱)
¥4,500|5枚セット

現代作
直径約13.5cm・立上り高さ約2cm

二代 宮永東山:初代の息子として京都市に生まれる。京都第一中学校を経て、昭和5年京都高等工芸学校図案科卒業。10年国立陶磁器試験場伝修生を終了。この時期に沼田一雅に師事、14年から文展に入選、16年12月初代東山の急死により2代東山を継承。18年工芸技術保存のための保存資格者に認定される。さらに22年には伝統技術者の近畿ブロック認定実施委員に就任。35年には京都伝統陶芸家協会の結成に参加、副会長となる。初代以来の青磁や染付、色絵陶器などを手がけ「食器の東山」と称された高級食器に秀でた。
黄瀬戸を良く模した銘々皿です。陰刻の花のかかるグリーンの色が黄瀬戸の雰囲気を良く表しています。見込みに陽刻された文字も図変りで気が利いていますね。お品は殆ど未使用、美しい、名手の手になる工芸品です。

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NO.8259
近藤濶作 染付粟の図花瓶
¥8,000

現代作
口径(内寸)9.3cm・胴径12cm・底径8.7cm・高さ23cm


近藤濶(ひろし):1936年京都市生まれ。2012年没。日本国宝近藤悠三氏の次男。師匠である父の作風と技法を継承し、白と藍による染付の技法を基軸とした美しい呉須絵は得意とするところである。作品には外務省買い上げや大英博物館の所蔵品もあり高く評価されている。
父悠三さん張りの力強い描線が見事な染付花瓶です。まったりとしたフォルムは京の雅ですね。ずっしりとした厚造りなのですが、名手の手になればスマートで軽やかに見えます。美しい姿の花生けですね。

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NO.8256
清水六兵衛造 呉須絵竹紋小徳利
¥6,000|2本セット

現代作
口径2.6cm・胴径6cm・底径4.8cm・高さ12cm

京都清水の清水六兵衛さん作の可愛い徳利ですね。勢いよく描かれた呉須絵の竹が、白い器面に映え涼やかですね。胴をけずってある造形もお洒落ですね。この小振りの徳利は、お茶会の懐石用のものですね。名手の手になる美しい徳利は、衆目を集めること間違いなしでしょう。

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NO.8252
浅見与し三作 織部釉花生け
¥3,500

現代作
口径5cm(内径3.9cm)・胴径9cm・高さ17cm

京焼、与し三さんの小型の花生けです。磁貫に覆われた柔らかなベージュの肌は、優しくて気品に溢れています。口縁に掛けられた深い緑の釉薬が美しいですね。鉄絵で描かれた、草花と蝶も良く筆が走って、美しいですね。小ぶりの花生けですが、どっしりとしていて、その存在感は抜群です。

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NO.8251 
和陶造 織部水差し (保護紙箱)
¥3,500

現代作
口径(内寸)9.8cm・胴径11.5cm・蓋径10.9cm・高さ18.2cm

磁貫に覆われた肌が渋い織部の水差しです。たっぷりと掛けられた緑釉、鉄釉で描かれた葦、いかにもという織部の意匠が見事に表現されておりますね。蓋の摘みなども、古い織部を模してあり、なかなか出来の良い美しい筒水差しです。使用感の無い、美品の織部水差しです。

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NO.8250
佐々木松楽造 赤楽抹茶茶碗
¥4,500

現代作
口径(内寸)10.5cm・胴径12cm・高さ8.6cm

佐々木松楽:昭和19年、京都に生まれる。昭和37年 父、二代松楽に師事。赤楽、黒楽といった楽焼の伝統を守りながら、茶陶として雅味のある作品づくりに力を注いでおられます。 また観賞用ではなく、お茶席やご家庭で楽しくお茶が飲める茶碗づくりをモットーに作陶されています。 初代樂長次郎や本阿弥光悦などの大家が生み出した楽焼の名物、その写し物を得意とされています。
美しいフォルムの抹茶茶碗ですね。赤色の発色も美しい、気品あふれる抹茶茶碗です。

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NO.8186
常峰作 平棗扇面(共箱)
¥6,000

現代作
口径7cm・胴径7.8cm・蓋径7.8cm・高さ5cm

桐の木目が美しい、平棗です。施された扇面模様の蒔絵も美しいですね。金、赤、黒の漆の色がシックで、その細かな図柄も見事です。赤の扇面には”竜田川野乃錦”などの文字も書かれ古雅ですね。松、竹、梅の模様も美しい、楽しい棗です。


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NO.8144
河村硯山作 黄瀬戸 扇面梅花反鉢(共箱)

¥4,500

現代作
最小横幅8cm・最大横幅23.5cm・縦幅15.5cm・高さ4.3cm

昭和13年 瀬戸市に生まれる。本名河村碩男 。瀬戸窯業高校卒業 。日展入選多数。 日展会友。日本現代工芸美術展現代工芸賞、光風会展光風工芸賞・工芸賞、 朝日陶芸展知事賞、瀬戸陶芸展陶芸賞など受賞多数。 徳川黎明会の陶壁板を制作 日展優先作「秋の山」瀬戸市作品永年保存。 日本新工芸家連盟委員。光風会会員。 瀬戸市八王子町 柳窯。
扇面の形が面白い、美しい菓子鉢です。鉄絵の梅紋が淡い緑の素地に映えていますね。古雅な風合いの綺麗な菓子鉢です。

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NO.8142
京焼染付 花鳥紋蓋物
¥12,000

幕末~明治時代
茶碗径18・5cm・高さ8.3cm・蓋径16.8cm・全体高さ12cm

高台裏に「京洛巽文斉製」の銘艦が入っており、京焼と判ります。京焼らしい繊細な細かな絵付けが美しい大きな蓋付の鉢です。手ごろで扱い易い大きさ、恐らく菓子鉢なんでしょう。こんもりとした姿も可愛くいい出来の鉢ですね。唐子や花鳥など楽しい絵付けを御堪能ください。


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NO.8104
津軽陶苑 抹茶茶碗
¥3,500

現代作
口径13.3cm(内径12cm)・高さ8cm

青森の焼物は総称「津軽焼」といわれて江戸時代から始まり、 他県の焼物に押され絶えた大正時代まで続きました。その後、津軽焼は昭和11年に再興をして、主として大鰐町で産出される土の味を生かした黒釉やりんごの木灰を原料とするりんご釉などが使われて、素朴な色合いを醸し出しています。本作も黒釉の輝きも美しく、胴部に出た海鼠釉が映え良い出来の抹茶茶碗となっています。お品は殆ど未使用、良い状態です。

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NO.8002
出口王仁三郎作 「耀碗」(合箱)
売切れ

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NO.7964
宮川香斎造 清浦奎堂揮毫 御本手菓子盆(共箱)
¥12,000

昭和初期
口径18.8cm・高さ8cm

京粟田焼の名手、宮川香斎さんの手になる菓子鉢です。真葛焼の当主が代々受け継いで行く大切なものの一つにワラ灰釉という釉薬があり、この釉薬で、まろやかな乳白色でふっくらと気品のある風情が醸し出されます。この器の柔らかな白も正にそうですね。鉄釉で「雪月花」と讃を入れているのは、清浦奎堂、奎堂も一時期京都に住んでいたので、香斎とのコラボがあったわけです。綺麗な菓子鉢です。
清浦奎堂:嘉永3年熊本生まれ。 明治~昭和時代の官僚・政治家。正二位。大勲位。内閣総理大臣。伯爵。満洲事変期には独自の政治を文化の力で振興しようとした。

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NO.7961
諏訪蘇山造 牡丹紋合子(共箱)
¥12,000

現代作
直径7.5cm・厚み2.6cm

2代 諏訪蘇山:明治23年~昭和52年2代諏訪蘇山は初代諏訪蘇山の弟・好直の次女として石川県金沢市に生まれ、初代の養女となる。本名を虎子という。大正11年、2代諏訪蘇山を襲名する。
京焼の名人蘇山さんの手になる合子です。白い器肌の浮かぶ呉須絵の花模様が清楚で美しい。上品な可愛いお品です。

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NO.7935
新開寛山造 寿 盛器(共箱)
¥4,500

現代作
直径18.5cm・高さ8.2cm

新開寛山:1912年京都生まれ。本名、邦太郎。 祖父は三代清風与平、父は轆轤を専門としていた陶工で、京都市立美術工芸学校で図案と洋画、日本画を学ぶ。1930年に卒業し、同年第11回帝展に初入選。現代京焼の重鎮。
寛山さんは京焼の持つ伝統的な作風もありながらも、京焼の新風に挑戦を続け、モダンな作風にぴったりな現代陶芸を極めた芸術家とも言われています。この鉢もまったりとしたフォルムと斬新な絵付けがモダンな美しい盛器です。

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NO.7894
出口栄二造 織部釉抹茶茶碗(合箱)
売切れ

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NO.7745
花明山窯 象嵌手花瓶 (共箱)
¥6,000

現代作
口径16.5cm(内径14.5cm)・胴径12.5cm・底径12.5cm・高さ29.7cm

花明山窯は、もとは大本教の出口王仁三郎教主が築窯。石黒宗麿が指導していて、 文化サロンのように京都の陶工・宇野三吾、美濃の荒川豊藏、鎌倉の北大路魯山人、愛知の加藤唐九郎など、多くの有名文人陶工がやってきた大本教の陶芸窯です。本作も柔らかな白に艶の良い鉄釉が象嵌され、不思議な面持ちの模様が描かれ、スマートなフォルムと共に、雅な雰囲気のある、良い作品ですね。

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NO.7637
京焼 蓮月写し 夏茶碗
¥6,000

昭和初期
直径14cm・高さ4.5cm

幕末の勤皇歌人、太田垣蓮月は、また手捏ねりの茶器に自詠の歌を彫りつけた蓮月焼と称される陶器を作ったことで有名です。この抹茶茶碗は、おそらく、その蓮月の写しです。茶碗の外側に釘彫りで、和歌(このきみはめでたき節をかさねつつ末の世ながきためしなりけり)が書かれています。茶碗は手捻りで作られ、少し厚つくり。白釉が表裏に流し掛けられた良い造りですね。殆ど未使用の良い状態です。

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NO.7631-A
松風 栄一作 染付飾皿
¥4,500|A 梅


NO.7631-B
松風 栄一作 染付飾皿
¥4,500|B 竹

現代作
A 梅:直径18.5cm・立上り高さ3.4cm
B 竹:直径18.5cm・立上り高さ3.3cm

松風栄一:大正4年、京都生まれ。昭和15年東京美術学校工藝部図案科を卒業。。日展入選、 大阪府工芸展知事賞、新匠工芸会賞、関西綜合美術展1席賞、光風会工芸賞、日展北斗賞、菊華賞、現代陶芸展など入選授賞多数。平成3年没。京焼の名手、松風栄一さんの綺麗な絵皿です。「梅」と「松」、いずれも松風さんらしい力の入った絵付けですね。きれいな呉須の色が、白い器面に映え、清楚な美しさを醸し出していますね。

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NO.7512
木村友敬作 備前窯火襷焼 茶碗(共箱)
¥6,000

現代作
直径14cm・高さ6.5cm

木村友敬:木村興楽園は江戸時代の作家初代木村長十郎を祖とする備前の中でも屈指の名門で、長い伝統と歴史を持つ窯元です。現当主木村純雄氏で十五代目になります。木村興楽園の当主は代々長十郎を名乗ってきましたが、十三代目からは長十郎友敬を襲名するようになりました。
友敬さん、お得意の火襷が綺麗の出た抹茶茶碗です。器面縦横に走る火襷は美しいのです。

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お薦め!

NO.7488
岩倉隆斎造 紅葉蒔絵大棗(共箱二重箱 鵬雲斎箱書)
¥160,000

現代作
口径6.2cm・蓋径(内寸6.5cm・外寸7cm)・高さ7cm

岩倉 隆斎 : 大正15年、石川県山中市 生まれの漆芸家・工芸家。 昭和25年より隆弘峯を名乗り、 昭和61年、還暦を迎え隆斎と改号しました。
豪華な金蒔絵の大棗です。鹿の高蒔絵が美しい。天辺の金が漆黒の地に溶けるようなグラデーションが素敵です。散らした金と赤の紅葉の葉も美しい。棗の内側は梨地で、眩く輝いています。さすが、漆芸の名人の手業ですね。お品は殆ど未使用、非常に良い状態のお品です。

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NO.7423
高橋道八造 法螺貝型鉢(合箱)
¥28,000

幕末
長径21cm(最大26cm)・短径13cm
高さ(最高)9cm(最低)6cm

二代高橋道八は、京都粟田口焼の老舗雲林院宝山家の11代目宝山文造に師事して陶法を学び、また中国陶磁風の作品を得意とした京焼磁器焼成の先駆者奥田頴川にも入門したといわれていますが、何より父の初代高橋道八から陶法を指導され、父の作風に大きな影響を受けたと考えられます。この作品も、道八ゆかりの号でもある「法螺山人」にちなんだ、法螺貝が非常にリアルに表現されていて面白い作品に仕上がっていますね。大振りの非常に古雅な作域のお品です。縁に小ほつみられますが、然程気になりません。

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NO.7330
川尻 一寛作 白慈 鉢 (共布・共箱)
¥6,000

現代作
直径22.3cm・高さ6.6cm

川尻 一寛:昭和5年、京都府に生まれた陶芸家です。京都清水焼禎山窯窯元の3代目として生まれ、京都市立美術大学で学びました。卒業してから本格的に作陶を始め、日展、京展、現代陶芸展で活躍します。その後、清水六兵衛主催の陶芸クラブで学び、京焼の伝統を守りながらも造形の作品を生み出し、独自の世界を作りだしました。2008年 12月29日逝去。
現代京焼の名手、一寛さんの作品です。この方の白慈の風合いは、色白く非常に美しい。磁器でもなく陶器でもない。この柔らか風合いは見事です。

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NO.7294
古曽部焼 揚羽蝶香合(合箱)
¥12,000

大正時代
長径8.3cm・短径4.6cm・厚み1.8cm

遠州七窯のひとつ「古曽部焼」は、江戸寛政頃に五十嵐新平によって始められたとされていますが、明治末期に窯の火が絶えてしまいました。しかし、その後古曽部焼は古窯を再興し、独自の作風を確立し、多くの茶道具を作成しています。この揚羽蝶の香合は大正時代は五代信平の時、古曽部村の有志が出資、京都の陶工河井磊三に成形を依頼し、古曽部窯で焼成された作品のようです。蓋の裏には「磊」の陶印が押されています。揚羽の髭の細かな成型、鉄釉の渋い色合い。古格溢れる逸品ですね。

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NO.7185
京焼 京洛巽文斉製 五三の桐図菓子鉢
¥6,000

明治時代
直径21.5cm・深さ10cm・蓋径20.2cm・全体高さ13.5cm

伊万里風の色絵磁器ですが、高台裏の銘款をみると京焼きですね。五三の桐紋が金、青、赤で書き分けられていて古雅な面持ちです。見込みには雲龍が力強く描かれ、面白い絵付けとなっています。京焼では、このような色絵の磁器は少ないので珍品ですね。すがたも大きな蓋物。存在感は抜群です。
蓋に小難ございます。大きな画像にてご確認くださいませ。

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NO.7119
平安景山造 関精拙題字 鶴首花瓶(共箱)
¥8,000

昭和戦前
口径4cm・胴径10cm・高さ24.5cm

焼しめのスマートな姿の鶴首の花瓶です。花瓶の上部に轆轤目で輪線模様を付けてあるのが美しいのです。胴には「喜」の文字と花押が入っています。おそらく喜寿のお祝いのお品と見えます。お品は殆ど未使用、渋い中に侘びの美しさが感じられます。

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NO.7013
鈴木健司作 萌線紋花瓶(共布・共箱)
¥6,000

現代作
口径7.8cm(内径3.8cm)・胴径12cm・高さ25.5cm

鈴木健司さんは1935年京都府で生まれた陶芸家です。美術大学を卒業し、6代清水六兵衛に陶芸を学び、後に7代清水六兵衛にも学びました。日展など様々な展覧会に出品しており、個展でも作品を発表しています。薪窯から電気窯への移行の先駆けとして有名で、チタン・マグネシウム、コバルトなどの新しい科学釉を使って銀彩赤絵による優雅な色絵を展開していきました。
本作品もその箱書きのとおり、柔らかな翠や茶がえも云われぬ色彩を生み出しています。まさに若草が萌出る風情ですね。スマートな美しい花瓶ですね。

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NO.6895
高橋凌雲作 朱班銅製 一輪生(共箱)
¥28,000

大正時代
口径2.1cm・胴径7.5cm・高さ23.5cm

すらりとした鶴首のスマートな一輪差しです。群雲のような斑紋が見られる胴部は時を経た銅の味わいが無類で見事です。作行き、あがりも良いさすが鋳造の名手高橋凌雲の作品ですね。箱に旧蔵者の書き入れがあり。胴部の「利」の文字は黒澤利重という人の自筆を写したとありますが、当方浅学ゆえ判りません。銀行関係にこの方のお名前を見るので、その方なのかもわかりませんね。味わいに良い銅器の逸品です。
口縁に軽微な凹みがございます。大きな画像にてご確認くださいませ。

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NO.6748
黒川 清雪造 朱斑釉菓子器(共箱)
¥8,000

現代作
直径21cm・高さ9.3cm

黒川清雪さんは昭和6年、広島県呉市生まれ。呉市にある黒川さんの窯、「呉峯窯」で作陶されている陶芸家で、油滴天目釉、青磁釉を得意とされる作家さんです。この菓子鉢は朱班釉となっていますが、天目釉のように細かな斑点が内外に見られ、特に外側は銀化したような美しい窯変が見られ非常に美しいです。側面に空けられた透かし模様も均整がとれ、デザイン性に優れた美しい器ですね。

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NO.6744
加藤釥作 小壷(共箱)
¥6,000

現代作
口径3.3cm・胴径9.5cm・高さ13.3cm

加藤釥:昭和2年生まれ、平成13年没 74 歳。 愛知県瀬戸市西窯町で、陶芸家の第二十代加藤丈助の長男として生まれ、瀬戸窯業学校を卒業。後、東京工業大学専門部窯業科を卒業して瀬戸に帰ると、「窯屋」の跡取りにも係らず、陶芸作家を目指し、茶陶を主な作品として作陶しました。
瀬戸の名工、加藤さんの手になる美しいフォルムを持つ「小壷」です。白釉からベージュ、さらに濃い茶色に変化する釉薬のグラデーションが美しいのです。金彩で付けられた揚羽蝶紋も豪華ですね。小壷ですが花活けでしょうね。どんな花も似合いそうな、素敵な小品です。

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NO.6170
新開寛山造 鐡黒 花瓶 (共布・共箱)
¥12,000

現代作
口径6.7cm(内径5.6cm)・胴径13cm・高さ23cm

京焼の名工、新開寛山さんの手になる優美な花瓶ですね。漆黒の鉄黒の深い色が美しいですね。京焼きの伝統を受け継ぐなかで、今の時代に映えるモダンな作風はまさに名手の手だれの技ですね。ゆったりとしたカーブが美しいまさに都振りを感じさせる良いお品ですね。

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NO.5987
十代 大樋長左衛門作 御家元彫字 大樋香合(共箱)
¥58,000

現代作
直径6.4cm・高さ2.5cm

大樋長左衛門::昭和29年、石川県生まれ。裏千家や表千家の茶器といえば大樋焼ですね。大樋氏は350年以上の歴史を持つ大樋焼の後継者で十代大樋長左衛門です。中国、韓国、台湾、アラブなど世界各国の土を使い、また、その土地の人々と出会い、常に新たな伝統の開拓を試みておられます。
大樋の特徴、飴釉の輝きが美しいですね。このお品もほとんど未使用。友布、栞付きの非常に状態の良いお品です。

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NO.5768
賀茂神社老杉の香合 「僊鶴」(共箱)
¥8,000

昭和甲戌(九年)製
幅6cm・奥行4cm・高さ2.8cm

箱書きによると、賀茂神社の老杉で作られたという杉材による香合です。うずくまる鶴の姿が見事なタッチで彫られていますね。蓋のうらには「賀茂」の焼印が誇らしげに捺されています。古雅な面持ちの美しい香合です。

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NO.5323
華頂高女 創立十周年記念 赤楽菓子鉢(保護箱入り)
¥8,000

昭和初期
直径15cm・胴径16.8cm・高さ7cm

京都の華頂高女が、その創立十周年を記念し配ったお品のようです。本願寺系の女学校になるので楽の窯に制作させたもので、出来は非常にいいですね。柔らかい磁貫につつまれた柔らかい赤楽の肌合いは無類なものがありますね。手捻りのような作りは京焼きのセンスに溢れ虹色の釉薬は渋く光輝いておるのです。
明治44年(1911)に、華頂女学院創立
華頂高等女学校 大正8年(1919)開学

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NO.5272
伊砂 利彦作 風炉先屏風「松」(共布)
¥18,000

現代作
閉じた状態で:横55cm・縦34.5cm・厚み2.8cm

伊砂 利彦:1924年 京都生まれ。京都市立絵画専門学校図案化卒、型染め工芸家。伊砂さんは、型染の制約から生まれるシャープなフォルムとリズミカルな構成に着目し、永年製作活動を続けて来ました。富本憲吉さんの「模様から模様を造らず」という言葉に感銘を受けた伊砂さんは、まず山野をめぐり、熱心に写生を行いましたが、それは単に題材を求めるというよりは、自然の移ろいからリズムとパターンを掴み取ることを目的としていました。そこから得たイメージは、型紙を刀で切り出した鋭いフォルムへと転じ、〈松〉、そして〈水〉の連作へと展開していきます。ズミカルな構成に着目し、長年制作活動を続けてきました。そのモダンな作風は、染織界のみならず、多くの美術愛好家からも高い評価を得ています。その「松」をモチーフにした美しい作品、極上の和紙に染めてあります。
*屏風ののどに湿気によるシミ在ります。其の分お値段でご奉仕いたします。

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*いろんなもののページにも掲載しております*

NO.4994-A
楽焼草花紋方形小皿
¥5,000|A-5枚セット


NO.4994-B
楽焼草花紋方形小皿
¥5,000|B-5枚セット

 ※4枚同柄1枚柄違いのセットです

昭和戦前
9.6cm角・立上り高さ2.2cm

楽の押印の入った綺麗な角皿です。手馴れた草花の絵付けが非常に上品です。阪急の印もあり表には「尼」なんてマークが入っているので「阪急」の什器であるかも知れません。京焼らしい磁貫の入った柔らかな、軟陶の肌合いは美しいです。5枚とも図代わりになっているのも楽しいですね。本当に可愛い上品な平向うです。
状態は大きな画像をご覧下さいませ。

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NO.4988
鈴木青々作 清風字文花瓶
¥8,000

現代作
口径6.7cm・胴径7.5cm・高さ20cm

瀬戸の陶芸家、鈴木清々さんの手になる、美しい花瓶です。鉄釉の流し掛けが美しい窯変を見せていますね。胴に彫りこんである「清風」の文字は他の人によるもののようですが釉薬が被り不詳です。スマートな流線型、名手の手になる美しい花活けです。

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*古丹波のページにも掲載しております*

NO.4647
丹波鉄釉風炉
¥28,000

明治時代
直径36cm・開口部幅18cm・高さ21.5cm

丹波焼による茶陶です。茶の湯の釜をかける風炉ですね。陶器の風炉は鉄製とはまた違った風合いと優しさがありますね、良く濾された陶土に鉄釉を掛け焼成されています。口縁にはさらに灰釉を掛け変化に富んだ風趣を醸し出しています。姿も堂々とした珍しいお品です。

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NO.4608
瓦焼 兎と金太郎図花活け
¥12,000

明治時代
口径9.7cm(内径7.7cm)・胴径13cm・高さ21cm

珍しい瓦焼の花活けです。
胴部には楔模様の地肌に、マサカリと金太郎、それにマサカリと金太郎に戯れる可愛い兎が二羽、レリーフで描かれています。
来年は兎年、新年の花活けにはいいですね。
底には「松武」の陶印があります。おそらく播州の出来ではないでしょうか。

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NO.3530
高橋敬典作 肩衝釜(共箱)
¥38,000

現代作
口径10.5cm・胴径22cm・最大径26cm・蓋を含む高さ15.5cm

人間国宝の高橋敬典さんは、人気の茶釜作家です。この人の作品は工房で作られるため比較的値頃な価格でお求めいただけますが、その鉄味やデザイン、味わいは流石と言うべきものがありますね。これもちょっと変った形の肩衝窯。立派な作品に仕上がっています。

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NO.3463
京焼仁清写し御本手茶碗(時代桐箱付き)
¥78,000

江戸時代
直径12.7~13cm・高さ8.5cm

轆轤目の美しい薄作りの気品ある抹茶茶碗です。長年の使用による風合・味わいが堪りません。小花を散らした雨漏り染みが随所に見られ風趣を添えますね。手にすっきり馴染むいい味わいの抹茶茶碗です。

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