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NO.9121
渡邊玄對筆 藤蘿月図(合箱)
売切れ

江戸時代
紙本
本紙サイズ:47.4cm×136.5cm
掛軸サイズ:61.8cm(68.2cm)×206.5cm

渡邊玄對:江戸時代中期から後期にかけて活躍した日本画家。寛延2年に江戸生まれ。山水画や花鳥画を得意としました。渡辺湊水に画を習い、中山高陽から南画の画技を学び、独特の画風を生みだしました。渡邊玄對は、渡辺湊水や中山高陽、沈南蘋など様々な画家から学び、その中の渡辺湊水に関しては、後に養嗣子となる関係となりました。また、玄對は谷文晁の師であるとも伝えられております。 筆のなんと良く走った絵でしょう。峩々たる岩棚、水辺の巨岩。墨の濃淡で見事に表現してあります。岩だなから垂れる藤のそよぎなど見事な筆使いです。水辺の葦の筆の走りなど、この人の手練れを見て取れます。余白を余韻に残した素晴らしい絵画ですね。小巻皺見られるも、美品の掛軸です。


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お薦め!

NO.9122
樋口 富麻呂筆 「浦島」(共箱)
¥14,000

昭和戦前
絹本
本紙サイズ:36cm×114.2cm
掛軸サイズ:48.5cm(53.8cm)×189.5cm

樋口富麻呂: 明治31年、大阪府生まれ。京都市立絵画専門学校卒 師は北野恒富・西山翠嶂。小松均日本美術院々友 白耀社同人。はじめ大阪で北野恒富に師事した後、京都絵画専門学校にて西山翠嶂、さらに小松均に師事して画技を修得。帝展・新文展・院展などに出品・入選を重ね人物画を得意とし、特に美人画や歴史人物像など流麗で細やかな筆致を。展開、晩年は主に仏画を好んで製作した。又浮世絵風の作風での小説の挿絵・装幀なども数多く担当した。
当地丹後は浦島の本場です。この富麻呂さんの「浦島」は、おそらく、竜宮城から丹後の浜に帰って来た処を描いてあるのでしょう。眺める先は風景も変わり、困惑の表情が見て取れます。絹本の美しい色彩の日本画です。胡粉で描かれた白い波も美しいですね。正に伝説を描いた幽玄の世界です。


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NO.9123
胡小蘋筆 漢詩二行書
売切れ

明治時代
紙本
本紙サイズ:32.8cm×136.7cm
掛軸サイズ:43.3cm(49.2cm)×183cm

胡小蘋:名は胡震。中国浙江省出身の商人でありリーダー。1871年頃に来日し神戸に在住。詩文が堪能で在日中は漢詩人・藤井竹外など著名な文人との交流があった。1885年頃没。
胡小蘋さんが湖国を旅行の折りの感慨を漢詩に認めた書ですね。胡小蘋の漢詩軸は殆どみかけませんので珍品と思います。小シミみられますが、文人装の奇麗な掛軸です。


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お薦め!

NO.9124
旧札各種(未使用美品)
¥5,000

大正~昭和戦前
5種類札10枚(50円1枚、10円2枚、5円2枚、1円3枚、50銭2枚)

戦前あたりの紙幣の、ほとんど未使用美品の出品となります。紙幣は紙なので、このような美品のものは少ないですね。ぜひ、コレクションにお加え下さい。


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お薦め!

NO.9125
肥松の大盆
¥12,000

昭和戦前
長径51.2cm(内径49.2cm)・短径33.5cm(内径31.5cm)・高さ3cm

経年の時の流れが、木の味を美しく変えた松材の大盆です。かたちも長方形で珍しい造形ですね。縁もしのぎ模様が入れてあり美しい仕上げとなっています。透きうるしの艶も渋く、良い木の味わいに変化しています。大きな松の木目も出ていて、木の古民芸の美しさが堪能できる、良いお盆に育っていますね。


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NO. 9126
福田松斎造 赤絵 香合(共箱)
¥2,500

現代作
最大径6.8cm・内径5.6cm・高さ4.5cm


松田松斎:初代 福田松斎は、明治初年五条坂にて専ら陶彫を行う。その作品は遠く海外にも渡る。二代松斎・名は菊次郎。初代より陶彫の技を継ぎ、また中国古陶の釉薬の研究に没頭 中でも蘇波釉、海鼠釉、辰砂釉、青磁等に妙技を揮う。大正2年、窯を五条より現在の日吉町に移し緑居窯と呼ぶ。三代松斎は松平。昭和4年二代の跡を継ぐ。時代の推移に鑑み、広く工芸的な割烹食器及び日常生活用器等の量産を始める。事業の進展に伴い、昭和24年工房を松斎陶苑と称し、株式組織に改め、常に新しい機構を採り入れ、京焼としての製品の合理化と品質の向上を図る。また昭和24年より35年まで京都陶磁器協同組合連合会理事長として業界の振興発展に貢献する。四代茂郎は三代松平の義弟で昭和56年に後継者として安田より福田に移籍し代表者となる。
健吉ばりの美しい、花模様の香合ですね。このような明るい色目のお品はお茶席で、美しく映えますね。


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NO.9127
平安祥瑞造 黒釉 筒茶碗(共箱)
¥3,500

現代作
口径9.6cm・高さ9.7cm

浅見祥瑞さんは、京都五条坂、清水焼の名工です。明治33年京都生まれ、文展にも出品作があります。得意とするところは抹茶茶碗、古風な味わいを持ち味として作陶されております。艶やかな黒釉が美しい、古雅な抹茶茶碗です。


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NO.9128
小川文齋造 櫛目 水指(共箱)
¥3,500

現代作
直径13.2cm(内径12cm)・蓋径13.5cm・高さ14.5cm・全体高さ15cm

この水指は、京都五条坂に残る現存最古の登窯文齋窯、小川文齋造の櫛目水指です。渋い白釉は、いかにも京焼らしい古雅な味わいがありますね。腰に付けられた櫛目には鉄釉が掛けられて、渋いつくりです。良い出来の京焼水指ですね。


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お薦め!

NO.9129
ノリタケボーンチャイナ 未使用品
ご売約|A・ティーカップ&ソーサー 2客セット(箱入り)
¥2,500|B・ケーキ皿 5枚セット(箱なし)

1980年代
A:VIOLET DREAM 9906
カップ:口径9.2cm・最大径11.3cm・高さ5.5cm
ソーサー:径14.9cm・立上り高さ2.3cm
B:NINFA LAGUNA 9976
直径15.4cm・立上り高さ1.3cm

A:ノリタケの高級品、ボーンチャイナ製のティーカップとケーキ皿の紹介です。ティーカップは内外に菫の花がプリントされていて、その澄んだ花の紫は非常に美しく、その持ち手のデザインとともに、非常に優雅ですね。口縁の金彩も優雅でゴージャス。こんなカップで紅茶を飲めば、それは美味しい事でしょうね。

B:ケーキ皿は清楚な唐草の染付模様、口縁やところどころ入る金彩が豪華さを演出して下ります。口縁を彩る波のエンボス模様も美しい、可愛いケーキ皿ですね。


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NO.9130
吉岡 均二油彩 「灯台のある風景」(仮題 額装)
ご売約

現代作
キャンバスサイズ:SM 22.7cm×15.8cm
額サイズ:38.2cm×31.3cm×6.2cm

吉岡均二さんは当地のお医者さんでした。しかし、油絵の腕は玄人はだし。チャーチル会の重鎮でもありました。本作は、日本海の海岸、丹後の海辺です。荒々しい白波が打ち寄せる海岸を見事に活写してあります。岩場に立つ赤い灯台が印象的ですね。小品ですが良い油絵です。


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NO.9131
松竹梅熨斗目蒔絵の文箱
ご売約

大正時代
外寸(全体):41cm×32.5cm×15cm
内寸(蓋除く):36.3cm×28cm×10cm

呂色の艶の良い文箱です。外側は漆黒ですが、内側は非常に豪華。蓋の内側と身の底部は梨地が施してありゴージャス感満載です。さらに蓋には熨斗と松竹梅模様が華麗に描かれ見事です。美しくシックな漆芸を味わえる。お洒落な文箱ですね。足の曲線も非常に優雅で美しいですね。


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NO.9132
九谷緑釉煎茶器セットと欅の煎茶盆
¥10,000|A煎茶器セット
 ¥3,500|B欅煎茶盆

昭和20年代
煎茶碗:口径5.6cm・高さ4.8cm
湯冷まし:7cm×6cm×高さ4.4cm
急須:口径4.4cm・蓋径5.2cm・胴径8cm・最大径10.5cm・高さ7.3cm
盆:直径29.5cm(内径約26cm)・高さ3.8cm

人気の九谷の煎茶器のセットです。九谷には珍しく、濃い緑の輪線のみ。しかも青手のような、美しい濃淡の或る翠色が美しく、しかも大変モダン。急須の蓋も、持ち手の先は金彩で彩られて美しく可愛いのです。おしゃれな急須セットですね。

お盆は煎茶用の可愛い大きさのお盆です。欅の木地盆で、時のながれで、渋い艶が見られます。外に反った器形もお盆としては優雅ですね。”宮しま”と鳥居が彫られていて、これも木目とともに美しいのです。


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お薦め!

NO.9133
九谷色絵 寄せ盃(箱入り)
¥6,000

昭和30年代
九谷色絵 寄せ盃(箱入り)

九谷の華麗な盃のセットです。木米や庄三の作品も入っているので、美しい絵付けの作品ばかりです。晴の日、お祝い、お正月など、ことあるごとにお使いいただくと、豪華で見栄えがしますよ!見ているだけでも楽しい、美しい九谷の寄せ盃です。


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NO.9134
九谷色絵 武者絵図三つ鉢
ご売約

明治時代
小:直径23.7cm・高さ6.8cm
中:直径26.8cm・高さ8.5cm
大:直径29.8cm・高さ9.3cm

華麗な九谷の三つ鉢です。いわゆる”赤”を基調とした赤九谷ですね。窓絵には武者のすがたが、これは、裏絵が菊水の模様なので楠正成でしょう。いにしえの故事を描いた、いかにも九谷らしい絵付けとなっています。絵付けは九谷らしい細線で描かれた細密画、上手なつくりの九谷色絵の豪華な三つ鉢です。美しい美品の三つ鉢ですが、大鉢のみ、甘手の貫入が一部に見られます。


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一押し!

NO.9135
乳白 雪洞型大型電傘
¥48,000

大正時代
ガラス直径27cm・上下金具含む長さ43cm・鎖31cm・シーリングカップ長さ13cm

大型のアンティークの照明器具です。放射状の輪郭に乳白のガラスが嵌め込まれていて、そのガラスも内側に窪んだ花のような、美しいデザインなので、ひじょうに美しい形状なのです。金具の総てオリジナルのまま、配線さえすれば直ぐにでもお使いいただけます。全長43cっもある、大きな照明なので、その存在感や抜群ですね。天井に付ける、木製の台座も付きます。


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お薦め!

NO.9136
乳白縁 ウランガラス鉢
ご売約

大正時代
直径17.3cm・高さ7.3cm

美しいガラスの中鉢です。淡いみどりのガラスが、陽のひかりにキラキラと輝いております。これは、この時代独特のガラスのなかにウランが混入されていてこれがガラスの輝きを倍加させております。ためにブラックライトを当てると、そのウランの翠色は絵も言われず美しいのです。この鉢は口縁に乳白色が入っているので、美しくもお洒落ですね。


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NO.9137
伊万里色絵 花クルス紋中皿
ご売約|2枚セット

明治時代
直径21cm・立上り高さ3.5cm

美しい伊万里色絵の中皿ですね。窓絵に描かれた柘榴がたわわに実る枝ぶりなど、細かな細線で描かれていて、実に上手な仕上がりです。もう一方の赤絵の窓に描かれた貝尽しも金彩を交え美しく描かれております、縁反りのお皿の器形も美しい非常に上手な中皿ですね。数がないので、お値頃でご奉仕いたします。


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お薦め!

NO.9138
越前 自然釉中壺
¥12,000

江戸後期
口径16.5cm(内径13.5cm)・胴径22cm・高さ23cm

越前の美しいフォルムを持つ古壺です。紐造りで成形された、その姿はまさに越前古壺の特徴を良く表していますね。鉄釉え刷毛塗りした、いわゆる渋紙手と云われる手ですが、本品は良く焼けていて、美しい窯変は見事に出ています。このように窯変の出た越前壺は数が少なくきちょうです。古格溢れる良い古壺ですね。


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お薦め!

NO.9139
陶弘山製 薩摩焼 花瓶(共箱)
¥48,000

明治~大正時代
口径9.2cm(内径5.4cm)・胴径16.5cm・高さ29cm

慶長年間より続く薩摩焼。本作は、その薩摩焼の名窯「陶弘山」の製品です。薩摩焼独特のベージュの素地に釉薬を盛り上げた花の模様が絢爛とおどっています。陶弘山は明治大正の時代が輸出のための陶磁を焼いていたので、このお品も輸出品として焼かれたものでしょう。その分、華麗で東洋のシノワズリーとしての美しさを見事に表現しています。


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NO.9140
伊万里白磁 極小小皿
¥3,500

幕末~明治時代
直径約5cm・立上り高さ1.5cm~1.9cm

伊万里白磁の極小小皿です。なりは小さいのですが、つくりは、しっかりとしていて高台までも丁寧に造られております。案ずるに、おそらく紅皿ではないかとも思うのですが、どうでしょうか?、ほの碧い白磁の色がうつくしく、砂目高台になっているので、時代もある白磁豆皿ですね。
1枚のみ、極小難ございます。詳細画像にてご確認くださいませ。


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NO.9141
錫半製 ボール型菓子器
ご売約

1950年(昭和25年)
口径8.7cm・胴径10.5cm・高さ7.1cm・蓋径9cm・全体高さ11.2cm

兵庫県主席視学であった松江喜市郎氏が1939年(昭和14年)、西宮市に創設したのが武庫川学院です。武庫川学院女子大学を開学翌年・1950年(昭和25年)には女子短期大学(現武庫川女子大学短期大学部)も開学します。このお品はその開学を記念したもので、大阪心斎橋の老舗錫屋(1714年開業、1996年閉店)「錫半」製です。
デザインはお洒落なアール・デコ風。球形の可愛いデザインがグッド、老舗の造る、良いデザインに仕上がっています。


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NO.9142
小引き出し
¥3,500

大正時代
幅20.6cm×奥行26.2cm(28.5cm)×高さ27cm

可愛い小箱ですね。3段の小引き出し、艶の良い、ニス塗りが綺麗です。摘みが可愛いですね。銀鍍金のつまみにおそらく乳白ガラスが貼りつけてあるみたいです。クラシックなのですが、和にも洋にも合う、可愛いデザインです。書類や小物の収納には、もってこいのグッドな小家具です。


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NO.9143
新羅壺
ご売約

新羅時代
口径約14cm(内径約8cm)・胴径18cm・底径14cm・高さ25cm

良く焼締られた新羅土器の長頚壺です。指で触れると硬質が伝わりきます。うっすらと肩に灰が降りかかた景色は、窯の中で良くやきしめられたからですね。本品のような焼締陶の源流は、古代中国の殷(いん)代にはじまる灰陶と呼ばれる硬質土器にまで遡ります。大きな穴窯の中で、高温で焼き締める技法は、三国時代の朝鮮半島を統一しようとしていた新羅へと伝わったようです。輪線模様が素朴で、古代への憧憬を、つとに感じさせますね。


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お薦め!

NO.9144
丹波 イッチン紋栗酒小徳利
¥6,000

明治時代
口径2.9cm(内啓1.6cm)・胴径8.8cm・高さ15cm

人気の丹波栗酒の小徳利です。渋い鉄釉の肌に、流麗に白釉のイッチン書きで“丹州 栗酒””八木酒造會社”と書かれていて、良い文様となっています。スマートなかたちは、徳利としてお使いいただくのも、もちろん良いですし。花を一輪差しても良く似合います。丹波のこの渋い色彩には紫の花が良く似合います。


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NO.9145
古丹波 赤土部黒釉流し壺
¥8,000

江戸中期
口径17.5cm(内径14.3cm)・胴径21.5cm・高さ22.5cm

古丹波赤土部の中壺です。このような、渋い暗褐色の土部色は”紫蘇土部”といわれ、これはこれで珍重されております。厚く掛けられた黒釉も端っこには、くすりたまりも見られ、良い風合いになっていますね。広口の壺の内部は灰釉が掛けられていて、これも丁寧なつくりとなっています。


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