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NO.9396
小山 栄達筆 冨士(共箱)
¥6,000

昭和初期
絹本
本紙サイズ:40.9cm×111cm
掛軸サイズ:54.1cm(59.9cm)×191cm

小山栄達:明治13年3月東京都文京区に生まれる。洋画を本多錦吉郎に学び、日本画は鈴木栄暁、小堀鞆音について歴史画を学ぶ。紅児会会員として同会展に出品。初期文展では、明治44年第5回帝展の「兵燹」で褒状を受け、以後第7回「第衆勢」第8回「矢頃」第9回「雷鳴之陣」と受賞をかさね、帝展・新文展に出品し、無鑑査になるなど、官展に得意の歴史画、武者絵を描いて活躍する。昭和20年8月18日死去。
栄達さんの美しい日本画です。浜辺の風景、遠望する松林は美保の松原ですね、その後ろに控える山は、霞の中に浮かぶ冨士ですね。名手の手になる、優しい面持ちの日本画です。

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お薦め!

NO.9397
西村定雅句入り玄化堂甫尺筆 踊り画賛図(合箱)
¥48,000

江戸後期
紙本
本紙サイズ:33.8cm×96.7cm
掛軸サイズ:40.1cm(45.3cm)×181.5cm

西村定雅:江戸中・後期の俳人、狂歌・洒落本作者、縫針商。京都生。みすや甚三郎と称する。 別号は俳諧で俳仙堂、椿花亭、戯作で粋川子・艶好法師・大極堂有長など。初め樗良門のちに蘭更の門に入る。 蕪村の一門とも親交があった。遊里や芝居を題材とした俳句を得意とし、兄の岱月楼美角とともに天明俳壇で活躍した。文政9年没。
玄化堂甫尺:丹後宮津に生まれた甫尺は、宮津唯一の職業俳人。宮津から京に上り俳人として活躍した。遺墨少なく、当地宮津では丹後蕪村とも呼ばれ珍重されている。
踊りを踊る人々を、淡彩を交え、洒脱にえがいてあり面白い俳画です。踊るひとびとの表情、所さを見事に捉えていますね。掛軸は非常に状態の良い、美しい掛軸です。

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NO.9398
象外筆 人麻呂画賛
ご売約

明治32年
紙本
本紙サイズ:30.4cm×113.1cm
掛軸サイズ:42cm(47.7cm)×196cm

柿本人麻呂の有名な和歌、”ささなみの しがのからさき”の歌に人麻呂さんの肖像画を描いた掛軸です。達筆な和歌と淡彩で優雅に描かれた人麻呂の姿が古雅ですね。作者の象外さんには、当方浅学のため、しかとは判りませんが、久保田象外という国学者の方がいらっしゃるので、この方ではないかと思っております。軸には小折れありますが、画の面白さは抜群ですね。

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NO.9399
加悦町誌
ご売約

昭和49年12月1日発行
本紙A5サイズ・755ページ

本誌は加悦町合併20周年を記念して編纂された町史です。加悦町は現在は2006年の市町村合併で与謝郡加悦町となっていますが、昭和49年もそのまま加悦町として古代からその地にありました。その加悦町の歴史を自然から文化財、行政にまで幅広く網羅した、すぐれた町誌となっています。本は美本です。

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一押し!

NO.9400
アンチンブロンズ アール・ヌーヴォ―梟のペン皿
¥8,000

大正時代
幅31.3cm・奥行12.7cm・高さ12cm

アンチンブロンズの梟のペン皿です。アール・ヌーヴォースタイルの実に堂々ととした、その造形は見事です。とくに重ねた本の上の乗る梟の造形は美しく、まさに知恵をつかさどる象徴に相応しい貫禄です。経年の時の流れで、渋く変化したブロンズ色も好もしい、嬉しい金工の逸品ですね。

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NO. 9401
小野寺 玉峰造 和同開珎(共ケース)
¥2,500

昭和戦前
直径3.4cm・厚み0.2cm

裸婦彫刻で有名な小野寺玉峰さん製作の「和同開珎」のレプリカです。直径3,4cmの大きなもので、銅製の作品です。これは、どうも、この「和同開珎」をもっていると、一生お金には困らないという、いはばお守りらしいのですが、作は真面目、銅の色も渋く古格に溢れています。

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お薦め!

NO.9402
英国ダベンポート窯 大皿
¥18,000

19世紀
直径42cm・立上り高さ6.7cm

イギリスのダベンポートは1793年創業のとても古い窯です。残念ながらヴィクトリア時代後期には閉窯しており、他の窯に比べてあまり知られていない窯かもしれません。ジョージ時代には王室ご用達の窯にも指定されている上質な磁器をたくさん作りました。本作も兜鉢のようなかたちの大皿で、口縁には優雅な花鳥が美しくシンメトリーを描き、見込みには古城をバックに貴族の男女が楽しそうに語らっています。絵付けは、いわゆるノリタケのようなプリントなのですが、その技巧は精緻を極め見事な細線を表現し美しいのです。大きいのでその存在感は抜群!飾るだけでも圧倒されますよ!

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NO.9403
網代のタバコ盆
¥3,500

明治時代
幅(最大)26.5cm・奥行(最大)15.5cm・台高さ5.5cm・全体高さ11.5cm

お洒落な意匠の煙草盆ですね。網代で編んだ胴部は桑の台に乗せてあり、瀟洒な造りとなっております。上部には煙草入れ、マッチ入れ、灰皿が並びます。これらには美しい彫りの入った銅板のプレートが嵌め込まれていて豪華ですね。灰皿は網代が傷んだのか、直してありますが、良い味わいの煙草盆ですね。

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NO.9404
提げ煙草入れ
¥3,500

明治時代
煙管:長さ17.5cm
煙管入れ:18.5cm×3.4cm
煙草入れ:12.5cm×7.2cm×厚み1.8cm

実に渋い、皮製の煙草入れですね。おそらく馬の皮でしょう。分厚く丈夫ですね。止め金具は真鍮の波千鳥。煙管は不思議な模様が入っています。シンプルですが、渋い提げ煙草入れですね。

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NO.9405
提げ煙草入れ
¥4,500

明治時代
煙管:長さ22cm
煙管入れ:20cm×3.5cm
煙草入れ:12.8cm×7.7cm×厚み2.8cm

人気の提げ煙草入れです。オーストリッチの様な風合いの皮の煙管入れと煙草入れが渋い装いです。無骨な鉄の金具も実に渋いのです。煙管は「村田」の煙管、煙管のブランド品ですね。実に渋い面持ちの提げ煙草入れです。

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NO.9406
八坂焼 絵馬の香合
ご売約

昭和30年代
6.8cm×6cm×2.6cm

京焼の八坂焼、清水焼は、京都を代表する伝統工芸品のひとつで、もともと清水寺に向かう清水坂界隈の窯元で焼かれていた焼き物を指してそう言っていたのが始まりです。現在では、京都市東山区・山科区の清水焼団地・宇治市の炭山などで生産されているものをまとめて「清水焼」と呼んでいます。経済産業大臣指定の伝統工芸品としての正式名称は「京焼・清水焼」です。京焼と清水焼の違いは、これは以前は清水焼以外にも、粟田口焼・八坂焼・音羽焼・御菩薩池焼などが京都市内各地にあり、それを総称して「京焼」という言葉が使われていました。 本品は八坂焼、絵馬のかたちの香合です。京焼らしい古雅な面持ちがいいですね。柔らかな磁貫の入った美しい香合です。

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NO.9407
寳山造  鉄絵花紋建水(合せ桐箱)
¥3,500

昭和30年代
口径12.8cm(内径10.9cm)・胴径12.3cm・高さ6.8cm

少しベージュ気味の素地に、同系色による鉄絵で花唐草を描いた煎茶の建水です。この擦れたような絵付けは、詫びと寂びを良く表していて、いかにも京焼の茶陶といった風情ですね。器形も美しい、花紋も美しい見事な出来栄えの京焼寳山の建水です。

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お薦め!

NO.9408
陶山造 籠すかし手付 菓子器 (共箱)
¥7,500

昭和30年代
幅21cm・奥行15.5cm・高さ11cm

伊東陶山:明治33年京都市に生れ。京都市立美術工芸学校絵画科を卒業した。大江良起に就いて画を学び、京都市立陶磁器試験所に入り釉薬研究を行った。また祖父初代陶山、父二代陶山に就き作陶技術を修め、昭和13年三世陶山を襲名した。昭和4年帝展初入選し、以後連年出品をつづけた。また陶器研究のため中国、朝鮮に渡行すること前後3回に及び、戦後も日展に精力的に出品をつづけた。
艶やかな鉄釉の輝きが美しい、菓子器です。網籠の様に成型し、そこに透かしを入れたお洒落な器形は美しく、京の雅と云った風情ですね。鉄釉には卯の斑の窯変も見られ変化に富んでいます。良い出来の京焼菓子器ですね。
とても良い状態のお品ですが、1ヵ所だけ軽微な釉剥がれあります。あまり目立ちませんが、詳細は画像にてご確認くださいませ。

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お薦め!

NO.9409
古清水 黄釉丸紋急須(時代箱)
¥38,000

江戸後期
口径(内径)3.9cm角・蓋径4.7cm角・胴径11.5cm最大径14cm・最高さ17cm

古清水の水注ですね。ぼうぶらとか呼ばれる柄付きの水注です。柔らかな黄色の素地が、軟陶の素地に映え美しく輝いています。上等な呉須を使い、丸紋のモチーフで花紋を描いた、いかにも京焼らしい絵付けも楽しいのです。色、かたち、絵付けともに古雅な面持ちの京焼の名品です。
状態は詳細画像にてご確認くださいませ。

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NO.9410
備前 布袋小像
ご売約

明治時代
幅5.8cm・奥行4.4cm・高さ4.8cm

備前の可愛い布袋さん像です。置物としては、極小サイズなのですが、良く彫りこまれていて、なかなかの精作となっています。柔和な表情、ころもの襞、軍配など良く造られています。小さいですが、とても心惹かれる備前の上出来の細工ものですね。足に小難ございますので、画像でご確認下さい。

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NO.9411
九谷正峰造 御茶器(共箱)
¥7,500

昭和30年代
湯呑:口径5.5cm・高さ4.6cm
急須:口径7.3cm(内径5.2cm)・蓋径6.5cm・最大径8.9cm・全体高さ7.5cm
湯冷まし:7.7cm×7.5cm×高さ4.5cm

九谷の名工、正峰さんの手になる美しい煎茶のセットです。艶消しの黒色の素地に金彩で楼閣山水が描かれ、さらに銀彩で遠くの山並みが描かれ、この銀彩が、銀化により、妖しく輝いておるのです。口縁の金の縁取りも豪華な、美しい九谷の煎茶器のセットとなっております。

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お薦め!

NO.9412
亀文堂造 銀象嵌入り山水紋鉄瓶(時代桐箱)
¥180,000

明治~大正時代
口径8.7cm・蓋径9.7cm・胴径16cm・最大径18cm・最大高さ20.5cm

亀文堂は明治から昭和にかけて、金工の名品を産出した名店で、夙に鉄瓶の銘品を排出したとして知られています。本品も美しく、鋭い山水が胴部に描かれそれは見事な彫刻となっています。無垢の真鍮の弦には桐の彫刻が象嵌され美しく輝いており、蓋のつまみにも小菊の象嵌が入る優れものとなっております。永く仕舞われていたようで程度も極上、すばらしい金工の銘品であります。

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NO.9413
竹の彫刻入り 赤間硯
ご売約

昭和戦前
最大9cm×15.5cm×厚み(最大)2.3cm・545グラム

赤間関硯の石材は、赤間石などの名で知られ、古くは豊前国門司や赤間関で、江戸時代中期からは厚狭で採石され、赤間関で硯に加工されていました。現在は、宇部市の山奥で採石され、下関市や宇部市で硯に加工されています。赤間石には、色や硬さなどが異なる5種類の石があり、赤紫色を帯びた茶褐色の「紫雲石」がよく知られています。古来、赤間石の硯が珍重されたのは、国内に赤紫を基調とする硯の石材が少ない中、日本で尊ばれた中国の端渓硯に色が似ていたからではと考えられています。本品も赤みを帯びた石の風合いが無類の味わいを魅せていて、竹の彫刻も美しい名硯です。

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お薦め!

NO.9414
口縁グリーン フリルの金魚鉢
¥6,000

明治~大正時代
口径(最大)21cm・首径14cm・胴径16.5cm・高さ17.8cm

口縁にグリーンのガラスを流しいれた、涼味溢れる金魚鉢です。吹きガラスで成形されているので、口縁のフリルのカーブのラインがえも云われぬ柔らかさですね。暈した翠が非常にうつくしい。これぞ和ガラスの美でありますね。ねっとりとした質感、気泡に入った柔らかさは堪えられません。江戸の風合いを引き継ぐガラス細工の華といえる逸品です。

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NO.9415
古伊万里 松竹梅紋小皿
¥5,000|5枚セット
*普通に使える1枚のおまけ付き6枚で*

江戸中~後期
直径15.8cm・立上り高さ3.1cm

トロリとした生掛けの肌合いが堪えられない美しさを醸しだしている美しい古伊万里の小皿です。褪めた呉須で描かれた絵付けは松と竹、梅はどこへ行ったのだと尋ねると、”梅”は器形でござるとの答えが返ってきました。伊万里らしいセンスの良い、頓智の効いたうつくしい古伊万里染付皿です。
状態は詳細画像にてご確認くださいませ。

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NO.9416
伊万里染付 花鳥図大皿
¥3,500

明治時代
直径41.5cm・立上り高さ6cm

伊万里染付の花鳥図。41cmもある迫力の大皿です。菊花のように成形された優雅な器形も美しいですね。その口縁には薄ダミで葡萄が描かれお洒落ですね。見込みの竹や梅も筆が良く走り、良い勢いのある絵付けです。伊万里のデザイン・センス溢れる良い絵付けの大皿、飾り皿にはもって来いの美しい大皿です。

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NO.9417
平戸 鉄釉巾着水注
¥7,500

江戸後期
口径6cm(内径1.8cm)・胴径9cm・最大径13cm・高さ10.5cm

面白いかたちの水注ですね。巾着のかたちをそのまま水注に仕立ててあります。口を紐で縛った成形もリアルで良いですね。白磁の部分は陽刻で丁子に宝珠、三宝に宝珠と、お目出度柄尽し。この鉄釉と白磁の組み合わせは平戸の細工物に違いない。珍品の水注です。
状態は詳細画像にてご確認くださいませ。

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NO.9418
瀬戸 椿手小壺
ご売約

幕末~明治時代
口径11.6cm(内径9.8cm)・胴径12.5cm・底径9.3cm・高さ13.3cm

椿手とは瀬戸特有の技法で素地に鉄釉と灰釉を掛け合わせて作られ。釉の濃度の違いにより、黄褐色、赤茶色、焦茶色、黒などさまざまな色が出ています。名称の由来は不明ですが、斑になった釉薬の中に赤い椿が咲いているように見えるからという説もあります。本品も鉄釉と灰釉を掛け合せていて、その雪崩を打った窯変は見どころいっぱいですね。底は糸切り、釉薬にも虹が出ており、古格溢れる古壺です。
状態は詳細画像にてご確認くださいませ。

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NO.9419
丹波 白釉流し小壺
¥16,000

江戸後期
口径9.2cm(内径7.3cm)・胴径11.5cm・底径7cm・高さ9cm

柿釉の素地に、白釉を流し掛けた墨流しの白釉版の小壺です。ぷっくりと丸いその小壺の姿は、優しい丹波のフォルムを精一杯表現していて美しいですね。胴部にも、雨漏りもみえて、これが古陶に風趣を添えます。このような、白釉を流し掛けた作品は数が少なく貴重ですね。しかも可愛い小壺、嬉しい珍品の丹波の小壺です。
状態は詳細画像にてご確認くださいませ。

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お薦め!

NO.9420
古丹波 赤土部梅紋貼張付け大徳利
¥18,000

江戸中期
口径4.9cm(内径3.4cm)・胴径17cm・底径11cm・高さ29.5cm

丹波では、赤土部でも、このように渋い発色のものを紫蘇土部と呼んで珍重します。これに灰釉を流し掛けた、大振りの独楽徳利です。嬉しいことに、この徳利の胴部には梅の模様が張り付けてあるのです。これも丹波の作陶の一典型なのですが、遺品は数は多くはありません。珍品の丹波の大徳利ですね。
綺麗な状態の良いお品ですが、口縁に1ヵ所だけ小難ございます。詳細画像にてご確認くださいませ。

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