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NO.9836
古丹波 赤土部中壺
売切れ

江戸初期
口径15.5cm(内径11.8cm)・胴径26cm・高さ30.5cm

古丹波の代名詞でもあります、赤土部釉を掛けた中壺です。まさに赤土部と云うだけあり、その艶の良い美しい赤が出ていて見事な釉調を見せていますね。菜種の釉変も風趣を添え、壺の片面は、灰かぶりの荒々しさで、見どころもいっぱいですね。掛け流した黒釉も、壺に変化の見どころをもたらし、楽しい文様となっています。大きさも手頃なサイズ、人気の古丹波壺です。

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お薦め!

NO.9837
丹波 飴釉湯湯婆
ご売約

江戸後期
長さ29cm・高さ14.5cmcm・最大径14.5cm

丹波の焼き物、陶製の湯たんぽです。昔の湯たんぽはこのような筒形の容器にお湯をいれて、寒い冬の夜を凌いでいたのですね。しかし、これが現代では、面白いオブジェとして蘇るのです。厚手のその造りは重厚で、湯を入れる穴は、花を活ける穴に早変わり。艶の良い飴釉は艶やかに輝いています。可愛い滑り止めの四つ足も可愛いですね。見事な雪崩をうった窯変も出ていて、見どころとなっています。面白い古民芸ですね。

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NO.9838
欅製 小卓
¥2,500

昭和初期
34cm×22.3cm×6cm

欅の厚板を使った、重厚な卓です。天板は3cmほどの厚さが在りますので、実にずっしりとして、小卓ですが存在感は充分です。大きくうねる欅の木目も美しい。二方の切り込みを入れた可愛い足もいいですね。小型の香炉、彫刻、置物などの引き立て役としては、持ってこいの小卓です。

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お薦め!

NO.9839
赤楽 象香炉
¥10,000

大正時代
口径5.5cm・胴径10cm・高さ13cm

はし立 一六造の赤楽象香炉です。はし立一六という人は名勝天の橋立の対岸、岩滝に窯を築き、このような楽焼を焼いていました。一六と云う銘は文殊の知恩寺の住職實応和尚が一六の銘をもって陶芸に秀でていたので、それにならったのでしょう。香炉の胴部には”はし立や老松”という句が釘彫りされていた古雅ですね。象の顔もユーモラスで、本当に良い出来の可愛い香炉なのです。

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一押し!

NO.9840
玉山銘 木彫唐獅子像
売切れ

明治時代
10cm×8cm×高さ18cm

精緻な唐獅子の彫り物です。木彫、おそらく、この肌理の細かさは樫材を彫ったものと思われますが、しかとは判じかねます。彫刻は見事で。獅子の毛並みの見事さは素晴らしいし、たてがみ、眉毛の彫りこみなど、息をのむ素晴らしさです。口には玉が入れてあり、獅子の眼は、どうも玉眼のように見えます。足の裏も綺麗に彫ってあり、これは根付の手法です。それというのも銘には「玉山」とあり、これは旭玉山ではないでしょうか。玉山は晩年は京都に住んだので、作品が残っていても不思議では在りません。この丁寧な彫り銘をみると、つくずくそう思うのです。

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NO. 9841
レトロ玩具 Python357
¥2,500

昭和40年代
箱サイズ:19.5cm×12.5cm×3.5cm

玩具のピストルです。ジャイアント・日本製。おそらく昭和40年代、このころは、弾の出るピストルでも使用がOKの時代でした。このお品も、弾丸は欠落しておりますが、弾を発射出来ると思います。人気のモデル、パイソン357。子供の憧れですね。内箱の赤いプラケースと紙の外箱が残っているのが貴重ですね。勿論、引き金も引けますよ。標的も付きます。

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NO.9842
Aマーク 独逸製 大理石置き時計
¥4,500

昭和戦前
幅24.9cm×奥行8.1cm×高さ21.8cm

ずっしりと重い置き時計です。これは、無垢の黒大理石を組み合わせてケースを造ってあるからですね。黒の大理石のなかに混じる、白や青の墨流し様の模様がアクセントになり美しいですね。メーカーの、このAのマークはよく見られ、フランス製などと言われていますが、時計の文字盤には「メイド・イン・ジャーマニィ」と入っていますね。時計は八日巻き、良く動きますが、古い置き時計の常で時間は、なかなか正確に合いませんが、根気よくS-Fの目盛りを動かし時間を合わせて下さい。それも古時計の楽しみ方ですね。

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NO.9843
木彫 マリア観音立像
売切れ

幕末~明治時代
幅10cm・奥行9cm・高さ24.5cm

木彫りの観音さまです。柔らかな頭巾、襞のある衣。これは、まさしくマリア観音像だとおもいます。この立像は当地から出ました。というのも、当宮津のお寺には室町時代のマリア灯篭というのが残り、また明治の木造教会もあり、キリシタンの盛んな土地柄なので、このような遺物があっても不思議では在りません。作は、どちらかというと素人の作のような稚拙さなのですが、うぶのままなので古格は感じられます。

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NO.9844
染付 花唐草紋薄端
¥8,000

幕末
口径7.8cm・直径27.2cm・高さ22.3cm

美しい花唐草文様に覆われた珍しい磁器製の薄端です。窓絵は草花が美しく描かれ、丁寧な上手のお品であると知れます。猫足様の三足も優雅で美しいスタイルを醸し出しています、両の持ち手は、象が彫刻されていて、エキゾチックな雰囲気を濃厚に醸し出しています。ただし、残念なことに、本品ぶち割れ、大崩れの残念ものなのです。しかし遠目には判りませんし、直しもしっかりしてあるので、使えます。お正月の花生けには持ってこい。大珍品の磁器製薄端なのです。

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お薦め!

NO.9845
高創山〇富製 染付丸紋三ツ鉢
¥10,000

明治時代
大:直径20.5cm・高さ8.3cm
中:直径17.5cm・高さ7.3cm
小:直径15.4cm・高さ6.3cm

源六焼:肥前国藤津郡嬉野の磁器。嬉野焼の後継をなすもので、明治年間に同地富永源六の製出したものです。創始者の富永源六は、安政6年2月7日生まれで、瀬戸や京都などへ視察、技術を学び、国内向けの実用品や輸出用の磁器を作り、当時人気を博したといいます。国内外の博覧会で賞を獲得するなどしましたが、昭和9年頃に廃業したといわれます。
本作も源六らしい、優雅な花唐草、そして丸紋のモチーフを絵付けに使い、優しい文様に仕上げていますね。

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お薦め!

NO.9846
志田染付 松に鶴図大皿
¥4,500

江戸後期
直径29cm・立上り高さ4.4cm

老松に、鶴が一羽。お目出たい晴の器としても文様ですね。このように器面をカンバスのように見立てて絵を描く技法は、まさに志田の染付皿の真骨頂でありますね。剽軽な鶴の立ち姿も流れるような筆使いとともに、ダミの濃淡も見事に使われ、美しい絵付けで、上手な晴の器を演出しています。裏白の器面には志田の特徴のエンゴーベも見られます。上がりの良い美しい染付絵皿ですね。

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NO.9847
志田染付 松竹梅紋大皿
¥4,500

江戸後期
直径29cm・立上り高さ4.3cm

人気の志田の染付大皿です。花紋をモチーフにして、あっさりとしたシンメトリー模様に仕上げていて好感が持てる絵付けになっております。生掛けのとろりとした釉調は古格を感じますし、見込みの2重線は古い磁器の証左ですね。松竹梅模様を大きく描いた絵付けは、醒めた呉須の色とともに、古雅な面持ちをこちらに語りかけてくれますね。

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NO.9848
印判手 花唐草紋中皿
¥3,500|5枚セット(3)

明治時代
直径22.2cm・立上り高さ3.2cm(サイズは平均)

( )内の数字は5枚セットの在庫数です

紙型印判の7寸皿です。花唐草の連続模様が美しく器面を彩っていますね。明治の世、精一杯洋風を気取っていますが、面白いのは見込みの鯉。水草の中を泳ぐ鯉の図、これは見事な和柄です。この和洋折衷のギャップが印判手にはよくあり面白いのです。楽しい印判手の中皿ですね。

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NO.9849
印判手 ウィローパターン図角皿
売切れ|A
売切れ|B


明治時代
A:28.7cm×28.7cm・対角径33.8cm・立ち上がり高さ3.9cm
B:28.7cm×28.7cm・対角径34.3cm・立ち上がり高さ4.3cm

ウィローパターンは、イギリス人が、中国の風景をイメージして、イギリスの陶磁器に描いたのが始まりのようですね。人気ある図柄なので、日本の陶磁器、特に印判手のモチーフとしてよく用いられています。物語は悲恋、恋人たちが厳格な父親から逃れますが結ばれず最後は鳥となる物語。それを想い、この皿を見ると非常に味わい深いのです。

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お薦め!

NO.9850
菓子木型 22点
¥25,000

昭和戦前
最小:10.2cm×6.7cm×3.5cm
中型:16.8cm×8.8cm×3.6cm
中型:18cm×10cm×4.2cm
最大:23.5cm×11.2cm×4cm

落雁などの和菓子を造る木製の菓子型です。柔らかな檜か朴(ほう)の木でしょうか、肌理の積んだ木に鋭い彫りでいろいろな文様が彫りこまれています。図柄は打出の小槌を始め、巴紋や矢車、松や亀甲のお目出度柄、人参、蓮根、うどなどがあり、珍品としてはバナナ、リンゴなどの果物もあります。いずれも雌型雄型が揃っているので、すぐに菓子型としてもお使いいただけます。またオブジェとして飾っておくのも一興です。状態も綺麗で、よく保存された木製菓子型ですね。

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お薦め!

NO. 9851
乳白ガラスの電傘
¥5,000

昭和戦前
直径20.2cm・高さ14cm・ソケット含む高さ19cm

乳白ガラスの電傘です。美しいアールの曲線が、スマートなフォルムを描きだし、実に可愛いですね。こんなのを天井から吊り下げておけば、一気にアンティ―ク・ムードが横溢しますよ。柔らかな白色の電球を使えば、えにもいえない柔らかな灯を映し出します。元のソケットが付いていますので、配線も簡単ですね。

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NO.9852
新板 西國丗三所 順禮歌教訓鑑
¥2,500

江戸後期
11.5cm×16.3cm

西国丗三所とは西国三十三ヶ所、観音菩薩を祀る近畿地方2府4県と岐阜県の合計三十三箇所の札所寺院と三箇所の番外寺院からなる観音霊場である。日本で最も歴史がある巡礼であり、現在も多くの参拝者が訪れている。”三十三”とは、観音経に説かれる、観世音菩薩が衆生を救うとき33の姿に変化するという信仰に由来し、その功徳に与るために三十三の霊場を巡拝すれば、現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされる。
順禮歌とは巡礼者が霊場・寺を巡るときに歌う御詠歌のことで、この類のものでは、西国三十三所を詠んだものが一番古いそうです。本書もその西国三十三ヶ所の教訓本で、上下に壱番から順に札所と歌が書かれています。味わい深い木版の書ですね。

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NO.9853
四国八十八ヶ所遍路 古文書3点
¥7,500

江戸後期
双六:43.5cm×32.3cm
遍路案内:11.4cm×15.5cm
納経帳:17cm×24.5cm

四国八十八か所巡りは室町時代に定められた寺院を巡るお遍路旅で、江戸時代の人々も盛んに詣でたようですね。今回出品の三点の古文書も四国八十八ケ所を巡る手引き、遍路道の案内です。一枚ものは双六、これは珍品です。小さな本は四国遍路案内本で文化11年の版があります。大きな本は各寺の朱印をいただく納経帳(御朱印帳)で文久3年のものですね。いずれにしても、江戸時代、当地でもわざわざ四国にまで足を伸ばし参ったという、いかに四国巡礼は人気の霊場で在ったかが伺い知れる貴重な江戸時代「四国八十八ケ所巡り」の史料の数々です。

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NO.9854
和田 屏山筆 奇巌修竹図(時代箱)
¥12,000

江戸後期
紙本
本紙サイズ:58.5cm×133.5cm
掛軸サイズ:66.5cm(74.8cm)×195.5cm

和田屏山は江戸後期の画家。当地宮津に住在していた岸派の画家です。その筆跡は雄渾で、本作も力強い太い筆で、巌の崖を表現し、そして鋭い筆つかいの竹の葉がシャープに見事に描かれていますね。尺8寸の大画面に描かれた大作です。屏山の遺墨は経王寺に残る天井の龍があり、この天井絵は希代の大作として、今に残り人々の眼を驚かしています。

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お薦め!

NO.9855
長谷川 雪江筆 「富岳図」(合箱)
¥18,000

江戸時代
絹本
本紙サイズ:57.5cm×32.2cm
掛軸サイズ:68.5cm(72.8cm)×115cm

長谷川雪江:江戸時代前期の画家。雪舟等楊の画系につらなり長谷川姓を名のる。作品の画中落款に「雪舟遠孫長谷川宗伯法橋筆」とある。また賛に石川丈山の題詩のある「荘子夢蝶図」もある。名は信近。字は宗伯。別号に添足軒など。
朧月夜に浮かぶ富士山、麓には雲が拡がり、その雲間に浮かび上がる富士の姿は幽玄そのものですね。麓にひろがる山間には、紅葉の木々も見え画面を引き締めています。茶掛けの表装、落ち着いた古画らしい品格の出来の良い、素晴らしい掛軸ですね。

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