細かな状態は画像でご確認ください。
青地に落ち着いた色合いの赤で梅の花が扇面にかたどられて一面に描かれています。
殆どは塗りつぶしで蔭の形。一部に柔らかい生成り色で輪郭を塗って可愛らしく強調されています。とても可愛いです。
普通の縮緬シボとは少し違う表情のある生地です。
汚れなのか？色褪せなのか？判りませんが、青色が僅かに白っぽいところが何か所か見られますが
極端に白いわけではなく、あまり目立ちません。
襟山は僅かに着用感が見られます。
気になる方は二重仕立てですので、取って頂けば宜しいかと思います。
襟山部分。囲み線の中が多少薄汚れています。矢印部分まで当て布があるのでその部分を取れば
下にある生地は恐らく綺麗か、上の生地よりもダメージがないと思います。
胴裏は紅絹ですが、色は真っ赤ではなくオレンジ色です。
また色が染まってないのか？黄色い色が染まったのか？はっきり判りませんが、色むらが見られます。
ただ、木地が弱っていたりはしておりません。
右側脇のあたり（前身頃）の胴裏に補修があります。
拡大画像
袖の内側は真っ赤な紅絹です。綺麗です。
八掛は縮緬木地。落ち着いた色です。金茶と緑色を合せたようなグリーン系の色。
八掛の色をうまく説明できませんが、写真は少し違う色に写っております。
白っぽいところは破れなどではございません。青色がのらなかった箇所のようです。。
他にも同じような感じの白い色が見られる箇所があります。（この下の画像2枚参照）もともとの染めなのかもしれません。
後ろ左身ごろの脇に近い部分の裾が数センチ破れております。特に着用の際も判らない状態なので問題はないかと思います。
注文NO.６６１５
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